平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信は く し ゅ
bP30 2002.1.17
道徳:いつまでも伝えたい1.17 その1
◇3学期最初の道徳です。
「いつまでも伝えたい 1.17の授業 その1」・・・・・プロジェクターで、スクリーンに大きく映しました。
「あー、阪神大震災のことだ〜。」
という声。
「阪神大震災」について知っていることは何ですか。
書いたものをどんどん発表させました。
「今日、テレビで見た。」
という子もいました。
「たくさんの人が亡くなった。亡くなった人の数だけろうそくを立てている。」
「“もくとう”していた。」
「午前5:46に地震が起こった。」
たくさんの情報が発表されました。
発表の後、みんなで「黙祷」しました。
「7年前、みなささんは、何才でしたか。」
【3・4年生ですので、1〜3才でした。】
「この時、おそらく、何をしていましたか。まだ、真っ暗なはずです。」
【眠っていた。遊んでいた。など】
◇この後、スクリーンに、その時の写真を大きく映し出し、縦の列(2〜3人ずつ)で感想を述べてもらいました。
ビルが、高速道路が崩れ、民家がめちゃくちゃになり、火災が発生し、かなり広い場所が焼けてしまったことがわかる写真です。『神戸 消滅と再生 阪神大震災1000日の記録』という写真集からのものです。
「亡くなった6430人の一人に、男の子がいました。
生きていれば、みんなと同じくらいの年です。
その子のお母さんが、忘れないようにとホームページを作りました。」
そのホームページの中から、「将君へ ママより」という文章を読みました。
ちょっと長かったのですが、静かに聞いていました。泣けてくるのをがまんして読みました。
最後に、「おとといの最上町での交通事故」の新聞を渡しました。
・・・・・「命の大切さ」を感じてほしいという願いを込めた授業でした。
《Mさん》
阪神大震災は、ちょっとの時間で家をめちゃくちゃにして、多くのぎせい者を出したんだから、本当にすごい地震なんだと思いました。
将君はかわいそうだと、とても思いました。ぐうぜんだとしても、本当にかわいそうです。
3人が死亡したのはかわいそうだけど、なんで無めんきょ運転をしなきゃいけなかったんだろう?しなければ、亡くなんなかったのに・・・。